トーマス・エジソン氏が、白熱電球・蓄音機・映写機などを発明してから,120年以上になりますが、その間、当社の前進である近藤電気工業株式会社は、1927年、映写機用・投光用・空港照明用などの特殊白熱電球の製造・販売会社として東京都世田谷区に設立されました。 当時、フィルムを使用する静止・動画鑑賞用装置である映写機は、量産化され成長期にあり、その光源である白熱電球は国内外から、多くの需要がありました。更に、動画映写機には、フィルムの端部を利用した録音再生機能が付加され、音声再生用に使用される白熱電球(エキサイターランプ)も開発されました。
1968年に近藤電気工業株式会社は米国GTEシルバニア社と合弁し、1973年、宮城県桃生郡河北町(現在の宮城県石巻市)に、白熱電球の小型化・長寿命化及び光の安定化を改善したハロゲン電球の工場が立地されました。当時、米国GTEシルバニア社からは、ハロゲンガスと不活性ガスの混合装置を含めた多くの技術導入がなされ、多用途のハロゲン電球生産が可能になりました。
特に、映写機用途においては、ランプからの放射熱によるフィルムの融けを防止する為に、その温度を低下させるガラス面に特殊真空多層膜(ダイクロイックコーティング)を施した反射鏡付きハロゲン電球が、初めて、国産化されました。その技術は、現在でも、多くの用途電球に、採用されております。
一方、茨城県土浦市で生産していた白熱電球も、河北工場に生産移管され、総合特殊電球工場となりました。(その後、時代の流れで、特殊白熱電球は、ハロゲン電球に置き換わり、1995年には、生産・販売中止となりました。)
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1980年代には、お客様の開発期間・製品納期の短縮及び品質向上を目的に、ランプの重要部品であるフィラメント工程を導入しました。
ハロゲン電球の場合、フィラメント部品と封入ガスとのハロゲンサイクル化学反応により、動作するものですから、同一敷地内(工場)で、それらが管理できることは、高品質を維持するためには、大変、重要且つ有意義なことです。
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更に、品質管理する為のガス分析装置などの観察・測定類の機器が充実してきました。
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これらの器機類を使用した技術により、半導体製造プロセス中に使用される不規則な点灯電圧に絶えるシリコンウェハー熱処理用のハロゲンヒーターランプ、高信頼性を要求される測定分析用の標準光源などの多くの特殊用途製品開発の水平展開がなされました。
1992年にオランダ・フィリップス社に吸収合併するとともに、1995年には、放電灯(メタルハライドランプ)の開発を開始し、生産・販売を開始いたしました。
現在、紫外線・可視光線・赤外線分野の多くの特殊用途において、ハロゲン電球及び放電灯が、世界に提供されております。















